〔鎌田浩毅の役に立つ地学〕/203 地震の「震度」とは 最大「7」は能登半島で7回目
エコノミスト 第102巻 第36号 通巻4853号 2024.12.17
| 掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第36号 通巻4853号(2024.12.17) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1163字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (562kb) |
| 雑誌掲載位置 | 99頁目 |
地震が起きた時に気象庁から発表される「震度」は、ある場所でどのくらい地面が揺れるかを表したものである。前回解説した地震の規模を示すマグニチュード(M)は地震に対して一つの値しかないが、震度は場所によって変わる。すなわち、Mが大きくても震源地から離れていれば震度は小さくなり、Mが小さくても震源地から近ければ震度は大きくなる。 震度は「震度階級」という尺度で表される。以前は揺れの強さを人の感覚や家屋…
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