〔書評〕歴史書の棚 平安後期、権力を握った女性=「女院」を解説=今谷明
エコノミスト 第102巻 第36号 通巻4853号 2024.12.17
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第36号 通巻4853号(2024.12.17) |
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ページ数 | 1ページ (全1024字) |
形式 | PDFファイル形式 (303kb) |
雑誌掲載位置 | 64頁目 |
古墳時代では、大王の没後、殯(もがり)という葬送儀礼が行われる。その主催者は殯宮(ひんきゅう)奉斎女王といって、大王の嫡妻にあたる女性であった。古代に女帝を輩出したのは、このような儀礼の存続と関係が深い。 ところで、平安中期の日本は女流文学が栄えたが、これを担った女房らが仕えた中宮・皇后ら高貴の女性は“女院(にょいん)”と呼ばれ、後宮だけでなく一般の政務にも力を振るった。 鎌倉初期になると、京都…
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