〔書評〕『少数ではなく多数のために イギリス左派、理想への挑戦の軌跡』 評者・将基面貴巳
エコノミスト 第102巻 第36号 通巻4853号 2024.12.17
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第36号 通巻4853号(2024.12.17) |
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ページ数 | 2ページ (全1247字) |
形式 | PDFファイル形式 (480kb) |
雑誌掲載位置 | 60〜61頁目 |
◇著者 オーウェン・ジョーンズ(ジャーナリスト) 訳者 依田卓巳 海と月社 3080円 ◇労働党左派の視点から2010年代の英国政治を洞察 キア・スターマーが率いる労働党が今年の英国総選挙で地滑り的勝利を収めたのは記憶に新しい。だが、この政権交代への道程は長かった。 決定的な転換点は、2016年の国民投票でEU離脱(ブレグジット)が決まり、英国が国家的危機に陥ったことである。離脱交渉が長引く中、…
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