〔特集〕経済学の現在地 マルクスの批判 特権階級に都合のいい理論に変質させた経済学者の罪と罰=水野和夫
エコノミスト 第102巻 第35号 通巻4852号 2024.12.3
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第35号 通巻4852号(2024.12.3) |
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ページ数 | 2ページ (全2858字) |
形式 | PDFファイル形式 (634kb) |
雑誌掲載位置 | 38〜39頁目 |
経済学から「心」を奪った新古典派には、行き詰まった資本主義を立て直すことはできない。「金利が経済の“体温計”の役割を果たさなくなった」──。私がこう直感したのは1995年以降、日本の長期金利(10年国債利回り)が低下し続けるのを目の当たりにした時だった。 97年9月12日、日本の長期金利が初めて2%を割り込み、98年8月以降、それまで世界最低記録だった1619年のイタリア・ジェノバの1・125%…
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