〔書評〕永江朗の出版業界事情 2大大手が本業で赤字、取次の危機が深刻化
エコノミスト 第102巻 第20号 通巻4837号 2024.7.2
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第20号 通巻4837号(2024.7.2) |
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ページ数 | 1ページ (全927字) |
形式 | PDFファイル形式 (282kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
2大取次の日販(日本出版販売)とトーハンの2023年度決算が発表された。日販は減収減益の赤字決算、トーハンは減収増益の黒字決算ではあるが、両社ともに本業である取次事業は赤字だ。 日販は「課題とその背景」として、(1)書店売り上げの減少、(2)コスト効率の悪化、(3)運賃の上昇を挙げている。なかでも書店売り上げの減少の背景には、店頭売り上げの減少や書店閉店の加速だけでなく、客数の減少がある。同社の…
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