〔書評〕『仕事と人間 70万年のグローバル労働史(上・下)』 評者・後藤康雄
エコノミスト 第102巻 第17号 通巻4834号 2024.6.4
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第17号 通巻4834号(2024.6.4) |
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ページ数 | 2ページ (全1224字) |
形式 | PDFファイル形式 (474kb) |
雑誌掲載位置 | 52〜53頁目 |
◇著者 ヤン・ルカセン(アムステルダム自由大学名誉教授) 訳者 塩原通緒(みちお)、桃井緑美子(るみこ) NHK出版 上下巻、各3520円 ◇「労働」とはいったい何か 狩猟採集時代から検証 本書は、長年労働史を研究してきた歴史学者が、膨大な文献等をもとに私たち人間にとって労働とは何なのかを問うた労作である。そのタイムスケールは、狩猟採集時代から今日に至る70万年と壮大だ。 著者は、人類史を大まか…
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