〔東奔政走〕派閥解消で政敵の力をそぐ首相 上川、小池両氏に脚光で「星雲状態」=及川正也
エコノミスト 第102巻 第6号 通巻4823号 2024.2.27
| 掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第6号 通巻4823号(2024.2.27) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2047字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (1538kb) |
| 雑誌掲載位置 | 38〜39頁目 |
「星雲状態だ。何が起こるか予測がつかない」。派閥による政治資金パーティー裏金事件の衝撃が自民党内に広がる中、最大派閥として残る麻生派幹部がこう漏らす。 名門派閥「宏池会」の事実上のオーナーである岸田文雄首相の「解散宣言」で火ぶたを切った全面的な派閥解消論は腰砕けに終わり、求心力の回復には程遠い。 今秋の総裁選を見据え、党内には、「じり貧のまま、衆院解散をできずに退陣もありうる」という声が上がり、4…
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