〔グラフの声を聞く〕中東要因で米長期金利はまだ上昇=市岡繁男
エコノミスト 第102巻 第2号 通巻4819号 2024.1.16
掲載誌 | エコノミスト 第102巻 第2号 通巻4819号(2024.1.16) |
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ページ数 | 1ページ (全567字) |
形式 | PDFファイル形式 (256kb) |
雑誌掲載位置 | 110頁目 |
2024年、米国金利は低下するとの予測が大勢を占める。だが、筆者の見方は異なる。米政府の債務は急増しており(図1)、連邦準備制度理事会(FRB)はインフレ圧力に対抗せざるを得ないからだ。「バイデン政権の支出は持続不可能」というパウエル議長の政府批判発言はFRBの総意だろう。 政府債務急増の一因はウクライナへの援助である。古来、戦争は最大級のインフレ要因であり、FRBがウクライナ戦争の直後から利上…
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