
〔特集〕絶望のガザ 為替 「有事の円買い」は空振り 原油高で円安路線は継続か=唐鎌大輔
エコノミスト 第101巻 第40号 通巻4815号 2023.11.28
掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第40号 通巻4815号(2023.11.28) |
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ページ数 | 2ページ (全2550字) |
形式 | PDFファイル形式 (1862kb) |
雑誌掲載位置 | 28〜29頁目 |
慢性的な円安基調を背景に、かつて見られた「有事の円買い」は過去のものになりつつある。原油高で円高への反転も期待薄だ。 イスラム組織ハマスと、イスラエルによる武力衝突は、今後の展開次第ではインフレの終息が見えてこない世界経済に大きなインパクトを与える可能性がある。第1報時点での金融市場では原油価格が急伸し、為替市場では産油国通貨の一つであるノルウェー・クローネが買われた。 一方、こうした地政学的な…
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