〔書評〕海外出版事情 中国 フーリガンで読み解く中国史=菱田雅晴
エコノミスト 第101巻 第38号 通巻4813号 2023.11.7
| 掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第38号 通巻4813号(2023.11.7) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1020字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (313kb) |
| 雑誌掲載位置 | 56頁目 |
改革開放へとかじを切った1970年代末の中国には、“流氓(りゅうぼう)罪”があった。「流氓」とは、ならず者、チンピラ、フーリガンといったところだが、文革により荒廃した社会秩序を糺(ただ)そうと79年刑法には、けんかをしたり、婦女子をからかうなど公共秩序を乱すものには懲役7年を科す(160条)と規定されていた。 だが、この流氓罪は、97年の刑法改正で姿を消す。というのも、あまりに適用範囲が広いこの…
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