〔ザ・マーケット〕ドル・円 投機通貨化する円=宇野大介
エコノミスト 第101巻 第36号 通巻4811号 2023.10.24
| 掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第36号 通巻4811号(2023.10.24) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全423字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (390kb) |
| 雑誌掲載位置 | 64頁目 |
外国為替市場で円を取引する参加者が2000年以降、急減していることを示唆するように、ドル・円相場の年間値幅(最高値と最安値の差)が20円を下回る年が増えた。18、19年は10円未満に縮小し、円の取引は没落の度合いを深めたといえる。しかし、22年は一気に38円46銭に広がり、投機通貨の色彩すら帯びてきた。今年は10月3日現在で21円94銭となっている。 日本は国防で米国に追従し食料とエネルギーを自…
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