
〔書評〕読書日記 誇り高く権利を説いた人 伊藤野枝没後100年=ブレイディみかこ
エコノミスト 第101巻 第32号 通巻4807号 2023.9.12
掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第32号 通巻4807号(2023.9.12) |
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ページ数 | 1ページ (全1432字) |
形式 | PDFファイル形式 (243kb) |
雑誌掲載位置 | 53頁目 |
×月×日 平凡社ライブラリーの『大杉栄セレクション』と『伊藤野枝セレクション』(共に栗原康編、平凡社、各1760円、1870円)が届いた。今年は2人の没後100年であり、記念して出版されたようだ。面白いのは、前者より後者のほうが分厚いところ(1・5倍はあるぞ)。近年の伊藤野枝人気を反映するようでもある(編者の個人的な好みの問題も無論あるだろうが)。 伊藤野枝が「大杉栄のパートナー」としてではなく、…
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