〔鎌田浩毅の役に立つ地学〕/154 首都直下地震を「想像」する 「災害シナリオ」で疑似体験を
エコノミスト 第101巻 第28号 通巻4803号 2023.8.8
| 掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第28号 通巻4803号(2023.8.8) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1205字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (568kb) |
| 雑誌掲載位置 | 77頁目 |
東京都が昨年5月に見直した首都直下地震の被害想定では、新たに「災害シナリオ」が加えられた。これは地震の発生から時間を区切り、直後、3日後、1週間後、1カ月後に復旧はどう進むか、避難所での生活がどう変化するかを、時系列で示したものである。リアルなシナリオとして災害を想像することが、災害への備えとして最も役に立つ。その中身を具体的に見ていこう。 地震発生直後には、未固定の家具の転倒やエレベーターの停…
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