〔書評〕歴史書の棚 漢字仮名交じり文に至る読み書き成立の日本史=今谷明
エコノミスト 第101巻 第27号 通巻4802号 2023.8.1
| 掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第27号 通巻4802号(2023.8.1) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全970字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (292kb) |
| 雑誌掲載位置 | 56頁目 |
前近代において、日本人一般の識字率がきわめて高かったことは、キリシタン宣教師はじめ訪日外国人のほとんどが指摘していて、西欧では驚きをもって受け止められた。 約1000年前に女房文学が全盛を迎えるという、世界に類を見ない文化現象が歴史に刻まれているのだから、西欧の人々を驚かせたのも無理はない。しかし、江戸時代以前に限ると日本人の識字率も浮き沈みが激しく、一貫したものではなかった。 例えば、承久の乱…
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