〔グラフの声を聞く〕バブル期を上回ったバフェット指数=市岡繁男
エコノミスト 第101巻 第26号 通巻4801号 2023.7.25
| 掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第26号 通巻4801号(2023.7.25) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全558字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (335kb) |
| 雑誌掲載位置 | 106頁目 |
今年6月上旬以降、日本株の高騰に拍車が掛かっている。日銀マネーの増加がその主因だ。そもそも2013年以降の株高は、黒田日銀の「量的緩和マネー」に支えられたマジックに過ぎない。「株価÷日銀当座預金残高」が横ばいとなっていることはその証左だ(図1)。要は日銀が国債購入額を増やせば株高になるが、手を緩めれば株安になってしまうのだ。そんな際限もない資金供給を続ける間に、日本株のバフェット指数(株式時価総…
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