〔書評〕『越境の中国史 南からみた衝突と融合の三〇〇年』 評者・服部茂幸
エコノミスト 第101巻 第26号 通巻4801号 2023.7.25
| 掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第26号 通巻4801号(2023.7.25) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全1219字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (542kb) |
| 雑誌掲載位置 | 58〜59頁目 |
◇著者 菊池秀明(国際基督教大学教授) 講談社選書メチエ 1980円 ◇史上初めて南から社会変革 周辺民族が作る中国の多様性 華僑・華人の多くの出身地が華南、特に福建と広東である。この華南は新たに中国に組み込まれた周辺部であり、フロンティアである。地域的な周縁部である華南と周辺的な人々である移民から近世以降の中国を論じるのが本書である。 中国では科挙に受からなければ、士大夫(したいふ)(エリート…
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