〔鎌田浩毅の役に立つ地学〕/151 進展する火星の探査/下 地震・火山がある“生きた”惑星
エコノミスト 第101巻 第25号 通巻4800号 2023.7.11
| 掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第25号 通巻4800号(2023.7.11) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1372字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (625kb) |
| 雑誌掲載位置 | 83頁目 |
火星の内部が表面から地下に向かい「地殻」「マントル」「核」という3層構造を持つことは、火星探査機インサイトによって明らかになった(本連載の第150回を参照)。一方、火星の表面には地球のように水平に移動するプレート(岩板)がなく、表面の物質が絶えず置き換わることはないと考えられていた。 地球上では表面を覆う11枚ほどのプレートによる運動が、地震や火山噴火を引き起こしている。一方、プレートのない火星…
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