
〔書評〕歴史書の棚 途上に落武者狩りの恐れ 徳川家康生涯の危機描く=今谷明
エコノミスト 第101巻 第14号 通巻4789号 2023.4.4
掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第14号 通巻4789号(2023.4.4) |
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ページ数 | 1ページ (全949字) |
形式 | PDFファイル形式 (301kb) |
雑誌掲載位置 | 68頁目 |
今年のNHK大河ドラマは徳川家康がテーマで、家康関連本が書店にあふれている。今回はその中でも比較的手堅い手法で家康の危機を再現した書物を取り上げてみたい。 濱田浩一郎著『家康クライシス─天下人の危機回避術』(ワニブックスPLUS新書、990円)は、(1)三河一向一揆、(2)三方ヶ原(みかたがはら)の戦い、(3)本能寺の変、の3事件を家康の三大危機として注目し、特筆大書している。これをすべて紹介す…
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