〔鎌田浩毅の役に立つ地学〕／１３６　米国も小惑星探査　太陽系初期を知る手がかりに
エコノミスト　第１０１巻　第９号　通巻４７８４号　2023.2.28

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第１０１巻　第９号　通巻４７８４号（2023.2.28）
ページ数	1ページ　（全1286字）
形式	PDFファイル形式　（722kb）
雑誌掲載位置	８９頁目

　日本の探査機「はやぶさ２」が小惑星リュウグウから岩石試料を地球に持ち帰ったが、米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）の探査機「オシリス・レックス」も２０２０年10月、リュウグウと同様に地球と火星の間を公転する直径約５００メートルの小惑星ベンヌから試料採取に成功した。今年９月には地球へ持ち帰る予定で、ＮＡＳＡは１９６９〜72年のアポロ計画の月面探査で月から計３８２キログラムの岩石や土壌を持ち帰って以来、最大量の…