
〔金融政策〕検証 米国金融政策/下 「雇用重視のくびき」から免れない中央銀行のさが=小野亮
エコノミスト 第101巻 第5号 通巻4780号 2023.1.31
掲載誌 | エコノミスト 第101巻 第5号 通巻4780号(2023.1.31) |
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ページ数 | 3ページ (全3531字) |
形式 | PDFファイル形式 (874kb) |
雑誌掲載位置 | 34〜36頁目 |
大恐慌で崩壊した「自立の原則」が政府と中央銀行に米国民の過大な期待が集まり、インフレ退治に失敗した教訓を生かせるか。失敗を繰り返すのか──。 結果的に、インフレ(物価上昇)退治に失敗したバーンズ時代の米連邦準備制度理事会(FRB)だが、インフレの脅威やインフレ期待の重要性に対して鈍感過ぎたわけではない。失敗の原因は、FRBを取り巻く米国社会そのものにあったというのが、アーサー・バーンズ氏の指摘で…
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