〔深層真相〕産油国が減産に転換　米国との約束ほごに
エコノミスト　第１００巻　第３７号　通巻４７６４号　2022.10.4

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第１００巻　第３７号　通巻４７６４号（2022.10.4）
ページ数	1ページ　（全484字）
形式	PDFファイル形式　（235kb）
雑誌掲載位置	１３頁目

　石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）諸国とロシアなどＯＰＥＣ非加盟産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」は９月５日、10月の原油生産量を９月より日量10万バレル減らすことで合意した。これで産油国が２０２１年から毎月続けてきた段階的な増産政策が終了した。　バイデン米大統領は自国のガソリン価格高騰対策とロシアへの制裁強化を図るため、７月にサウジアラビアを訪問し増産を要請。これを受けて「ＯＰＥＣプラス」は８月の会合…