〔アートな時間〕舞台　秀山祭九月大歌舞伎　二世中村吉右衛門一周忌追善　松浦の太鼓＝小玉祥子
エコノミスト　第１００巻　第３５号　通巻４７６２号　2022.9.13

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第１００巻　第３５号　通巻４７６２号（2022.9.13）
ページ数	2ページ　（全1319字）
形式	PDFファイル形式　（1117kb）
雑誌掲載位置	９２〜９３頁目

　◇「弟のことだけを思いました」　松本白鸚、80歳にして初挑戦　大石内蔵助率いる赤穂浪士が吉良上野介を討ち、主君・浅野内匠頭の敵を取った事件が起きたのは元禄15（１７０２）年12月。浪士たちは忠臣として称賛され、浄瑠璃や歌舞伎の題材となり、寛延元（１７４８）年に人形浄瑠璃で初演され「仮名手本忠臣蔵」は大ヒットを記録し、歌舞伎化もされた。その後、人気にあやかり、周辺の人物を主役に仕立てた「外伝物」も…