〔特集〕下期経済総予測 日銀 1970年代の「狂乱物価」 後手に回った苦すぎる記憶=山本謙三
エコノミスト 第100巻 第31号 通巻4758号 2022.8.16
掲載誌 | エコノミスト 第100巻 第31号 通巻4758号(2022.8.16) |
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ページ数 | 2ページ (全2391字) |
形式 | PDFファイル形式 (710kb) |
雑誌掲載位置 | 82〜83頁目 |
足元の物価上昇が2%を超えて進行しても、現在の日銀は容易には利上げに踏み切れないジレンマを抱える。 1970年代前半、日本経済は第1次オイルショック後のいわゆる「狂乱物価」と呼ばれる混乱に陥った。物価の高騰は、人々の不安心理をかき立て、トイレットペーパーを買い求めて長い行列ができたり、旧国鉄の一部駅舎で乗客が暴徒化したりした(図)。「物価の番人」を自任する日本銀行にとって、痛恨の極みとなった時代…
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