〔深層真相〕出光の海外製油所が危機 背景にいびつな株主構成
エコノミスト 第100巻 第9号 通巻4736号 2022.3.1
掲載誌 | エコノミスト 第100巻 第9号 通巻4736号(2022.3.1) |
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ページ数 | 1ページ (全503字) |
形式 | PDFファイル形式 (262kb) |
雑誌掲載位置 | 15頁目 |
出光興産が社運をかけて立ち上げたベトナムの製油所に、暗雲が垂れこめている。合弁相手との経営上の対立により操業停止の可能性も取り沙汰され、抜本的な解決策が見いだせない状況だ。 問題になっているのは2018年に商用生産を始めたベトナム北部にあるニソン製油所。日本企業が主導する唯一の海外製油所で、総事業費は約1兆円。原油精製能力は日量約20万バレルと、ベトナムの石油需要の約35%を賄える規模だ。 国営…
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