〔闘論席〕片山杜秀
エコノミスト 第100巻 第6号 通巻4733号 2022.2.8
掲載誌 | エコノミスト 第100巻 第6号 通巻4733号(2022.2.8) |
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ページ数 | 1ページ (全835字) |
形式 | PDFファイル形式 (452kb) |
雑誌掲載位置 | 3頁目 |
迫水久常(さこみずひさつね)という人がいた。激動の昭和を長く国家の中枢で支えた。 1902(明治35)年生まれ。関東大震災のときは東京帝国大学法学部の学生。その後は大蔵省のエリート官僚。戦争が始まると統制経済のデザイナーとなり、敗戦時の鈴木貫太郎内閣では内閣書記官長を務めた。つまり今日の官房長官だ。迫水の辣腕(らつわん)が無ければ、ポツダム宣言を受諾し損ねていたかもしれない。 そして戦後は自民党…
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