〔特集〕日本経済総予測2022 所得倍増の条件 内部留保を継続的な賃上げに 税制と産業政策の2本柱で実現=玉田樹
エコノミスト 第99巻 第47号 通巻4727号 2021.12.21
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第47号 通巻4727号(2021.12.21) |
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ページ数 | 2ページ (全2391字) |
形式 | PDFファイル形式 (649kb) |
雑誌掲載位置 | 28〜29頁目 |
岸田文雄政権が“ついに”賃金アップを政策の中心に据えた。日本より低い賃金だった欧米諸国が、2012年あたりから賃上げを開始し、今やおしなべて日本よりも5割も高くなったのに対し、日本は00年から20年間も賃金が全く上がらずこれを放置し、横ばいが続いていたからだ。 ◇毎年20兆円ため込む 岸田政権は産業界に対し3%の賃上げを要請したが、今のところ企業がこれに十分に応えるかは定かでない。しかし、適切な…
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