〔深層真相〕無意味な国家備蓄放出 売り先は石油元売りか
エコノミスト 第99巻 第46号 通巻4726号 2021.12.14
| 掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第46号 通巻4726号(2021.12.14) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全539字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (278kb) |
| 雑誌掲載位置 | 17頁目 |
政府は米バイデン政権の要請に応じ、国家石油備蓄の一部を市場放出することを決めた。日本の国内消費量の1〜2日分程度と微々たる量で、売却時期も「年内に売却量などを確定させる」(萩生田光一経済産業相)とのんびりしている。このため原油市場にほとんど影響を与えないとされる。 通常、備蓄原油の売却は入札で行われ、石油元売り会社と総合商社が参加するケースがほとんど。国費で購入した原油なので、入札には安全保障上…
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