〔ザ・マーケット〕プラチナ 米国金利動向が価格に反映＝中山修二
エコノミスト 第９９巻 第４３号 通巻４７２３号 2021.11.23
| 掲載誌 | エコノミスト 第９９巻 第４３号 通巻４７２３号（2021.11.23） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全434字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （385kb） |
| 雑誌掲載位置 | ６３頁目 |
白金（プラチナ）価格は、米国の長期金利の推移が反映される状況だ。金利が上昇すると、金利と反比例の動きをみせる金価格の上値が抑制される。そうなると、プラチナ価格は、金価格と比較して相対的に割安となり、この価格差はプラチナ価格の浮上を促す形になるものと推測される。 他方で、プラチナの需給面では、恒大集団など中国の不動産危機を相場が織り込んでおり、プラチナの需要減少懸念は薄れている。パラジウムやロジウ…
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