〔アートな時間〕映画 由宇子の天秤 スクープか、不祥事の処理か…正義とは何か問う「究極の選択」=勝田友巳
エコノミスト 第99巻 第37号 通巻4717号 2021.10.12
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第37号 通巻4717号(2021.10.12) |
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ページ数 | 2ページ (全1222字) |
形式 | PDFファイル形式 (988kb) |
雑誌掲載位置 | 96〜97頁目 |
報道の「正義」も「真実」も幻想だと粉砕するこの映画、報道機関の末席に連なる身としては、冷静に見られない。小難しいことはどうもという向きも、筋立ての面白さで引き込まれる。気楽な映画ではないが、一見に値する。 ドキュメンタリーのディレクター、由宇子(瀧内公美)は、3年前に起きた女子高生の自殺事件の番組を作っている。自殺の原因は、教師との関係を疑われ、いじめられたことだ。その後教師も、潔白だとの遺書を…
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