〔特集〕下期世界経済総予測 穀物 投機マネー流出だが値崩れない=小菅努
エコノミスト 第99巻 第30号 通巻4710号 2021.8.17
| 掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第30号 通巻4710号(2021.8.17) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全431字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (294kb) |
| 雑誌掲載位置 | 89頁目 |
シカゴ穀物先物市場は、5月にピークを確認するも、年内はなお高値圏での取引が続きそうだ。トウモロコシは1ブッシェル=4ドル50セント、小麦は同5ドル80セント、大豆は13ドル水準が中心価格になる見通し。世界の穀物生産に壊滅的被害をもたらしたラニーニャ現象は収束し、穀物市場から投機マネーの流出が始まっている。また、価格高騰によって作付面積は増加し、6月以降の気候が安定化する中、在庫積み増し圧力が発生…
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