〔鎌田浩毅の役に立つ地学〕/60 「線状降水帯」の猛威/上 豪雨をもたらす積乱雲の連続
エコノミスト 第99巻 第28号 通巻4708号 2021.7.20
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第28号 通巻4708号(2021.7.20) |
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ページ数 | 1ページ (全1325字) |
形式 | PDFファイル形式 (780kb) |
雑誌掲載位置 | 73頁目 |
日本列島では梅雨から夏にかけて豪雨による被害が頻発している。昨年7月の九州豪雨では、熊本県や鹿児島県で24時間の雨量が400ミリ以上を記録した。球磨川の氾濫によって人吉市や球磨村などで浸水や土砂崩れなどの被害が発生し、死者・行方不明者は80人超に達した。 九州豪雨をもたらしたのは、「線状降水帯」と呼ばれる細長く発達した積乱雲である。九州豪雨では、この線状降水帯が11時間半にもわたって停滞を続けた…
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