〔書評〕話題の本 『文春の流儀』ほか
エコノミスト 第99巻 第26号 通巻4706号 2021.7.6
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第26号 通巻4706号(2021.7.6) |
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ページ数 | 1ページ (全980字) |
形式 | PDFファイル形式 (375kb) |
雑誌掲載位置 | 58頁目 |
◇『文春の流儀』 木俣正剛著 中央公論新社 1980円 文藝春秋といえば、今なら多くの人が「文春砲」という言葉とともに想起するだろう。なぜ数々のスクープをものにできるのか。関心の中心はそこかもしれない。しかし40年間勤めた著者による本書を読むと、その「流儀」は他社と違う独自性や奇襲というより、メディアの初心である好奇心を大切にし、取材の際は臆せずアプローチすることにあるのが理解できる。人に会うこ…
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