〔鎌田浩毅の役に立つ地学〕/57 「脱炭素」を考える/5 タンボラ大噴火で起きた寒冷化
エコノミスト 第99巻 第25号 通巻4705号 2021.6.29
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第25号 通巻4705号(2021.6.29) |
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ページ数 | 1ページ (全1330字) |
形式 | PDFファイル形式 (650kb) |
雑誌掲載位置 | 85頁目 |
地球上では「想定外」の現象が平均気温などの環境に大きく影響を与える。火山の大噴火がその一例で、急激な気温低下を引き起こし、広範に飢饉(ききん)を発生させることもある。 インドネシア・ジャワ島の東に位置するスンバワ島のタンボラ火山は1815年4月5日、突然の噴火によって火山灰を含む噴煙が高度3万メートルまで立ち昇り、大量の軽石と火山灰が地表へ降ってきた(図)。当時の記録によれば、山の斜面を高温の火…
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