〔グラフの声を聞く〕「大恐慌期」に並ぶ米債務比率=市岡繁男
エコノミスト 第99巻 第19号 通巻4699号 2021.5.18
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第19号 通巻4699号(2021.5.18) |
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ページ数 | 1ページ (全576字) |
形式 | PDFファイル形式 (436kb) |
雑誌掲載位置 | 94頁目 |
過去100年間の米国債務比率(非金融部門債務総額÷名目国内総生産)は四つの局面に大別される(図1)。第一は1915〜33年で、大戦とその後の好況で金融債務は増大、株価は上昇する。だが29年の大恐慌で株価が暴落し、借金で投資していた投資家はあらゆる資産の売却を余儀なくされたことで、債務残高以上に国内総生産(GDP)が減少してしまう。債務比率のピークが33年なのはこのためだ。 第二は34年〜52年で…
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