
〔書評〕歴史書の棚 中世の外交担った僧侶の足跡 図面・写真を駆使して解明=今谷明
エコノミスト 第99巻 第17号 通巻4697号 2021.4.27
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第17号 通巻4697号(2021.4.27) |
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ページ数 | 1ページ (全1015字) |
形式 | PDFファイル形式 (310kb) |
雑誌掲載位置 | 54頁目 |
中世における日本の対外関係ほど複雑なものはない。894年に菅原道真の建議で遣唐使が廃絶されて以降、何百年も中国との国交が断絶したままであった。その間、〓然(ちょうねん)や成尋(じょうじん)ら、仏法を求めて入宋(中国入り)した日本人僧侶があったが、彼らは驚くべきことに中国皇帝に謁見し、筆談などで問答を試みているのである。双方の情報の不足から、中国側が日本僧を一種の外交使節として扱っていたことが推測…
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