〔書評〕著者に聞く　『ベネズエラ』　著者・坂口安紀さん
エコノミスト　第９９巻　第１７号　通巻４６９７号　2021.4.27

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９９巻　第１７号　通巻４６９７号（2021.4.27）
ページ数	1ページ　（全1392字）
形式	PDFファイル形式　（330kb）
雑誌掲載位置	５３頁目

　◆著者　坂口安紀さん（ベネズエラ研究者）　◇ベネズエラの民主主義は20年でじわじわと溶けた　かつて「南米の優等生」だったベネズエラ。豊富な石油を持ちながら近年、国民は物資不足に苦しみ、国民の１割以上も国外へ脱出している。「20年かけて民主主義がじわじわと溶けていきました。選挙や国会、裁判所といった制度は形だけ残り、大統領の思い通りに動く政治体制が出来上がっています。クーデターのように分かりやすい…