〔アートな時間〕映画 BLUE/ブルー ボクシングに精通した監督が描く 三者三様の人間ドラマ=寺脇研
エコノミスト 第99巻 第16号 通巻4696号 2021.4.20
| 掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第16号 通巻4696号(2021.4.20) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全1278字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (1019kb) |
| 雑誌掲載位置 | 96〜97頁目 |
ボクシングは、スポーツを扱う映画の中で最も有力なジャンルである。肉体の力のみで闘う個人競技だからヒーローが引き立つし、派手な展開にも事欠かない。当然、日本映画にも幾多の名作がある。 福田健吾の「ウェルター」(1987年、村上修監督)、赤井英和の「どついたるねん」(89年、阪本順治)、大和武士の「鉄拳」(90年、阪本順治)と元プロボクサー主演もあれば、清水健太郎の「ボクサー」(77年、寺山修司)、…
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