〔書評〕歴史書の棚 人にとって部屋とは何か アナール派重鎮探求の書=本村凌二
エコノミスト 第99巻 第14号 通巻4694号 2021.4.6
掲載誌 | エコノミスト 第99巻 第14号 通巻4694号(2021.4.6) |
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ページ数 | 1ページ (全926字) |
形式 | PDFファイル形式 (318kb) |
雑誌掲載位置 | 62頁目 |
フランスでホテルに泊まると、部屋(chambre)を指定される。この言葉は「個人用の部屋」を意味し、とくに「寝室」を指すらしい。そこから、今回紹介する本のような邦語タイトルになる。 アナール派といえば、20世紀後半の歴史学をけん引する大きな起動力の一つであった。人間の生活と社会に目をむけ、とくに心性(マンタリテ)に焦点を当てながら歴史の深層に迫る。その重鎮の一人であるミシェル・ペロー『寝室の歴史…
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