〔原発〕温室効果ガス「実質ゼロ」宣言 “錦の御旗”に透ける原発推進=本橋恵一
エコノミスト 第98巻 第48号 通巻4679号 2020.12.15
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第48号 通巻4679号(2020.12.15) |
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ページ数 | 2ページ (全2654字) |
形式 | PDFファイル形式 (1023kb) |
雑誌掲載位置 | 72〜73頁目 |
菅義偉首相は10月26日、臨時国会の所信表明演説で、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出を2050年までに「実質ゼロ」(カーボンニュートラル)とする方針を示した。折しも、国のエネルギー政策の方針である「エネルギー基本計画」の見直し作業が始まるタイミングであり、環境問題を“錦の御旗(みはた)”に原発の再稼働などを前に進めたい思惑が透けて見える。 カーボンニュートラル宣言の約2週間前、経済産業…
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