〔アートな時間〕映画 燃ゆる女の肖像 肉と魂の溶け合うアムール 濃密で精緻なサスペンス=芝山幹郎
エコノミスト 第98巻 第47号 通巻4678号 2020.12.8
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第47号 通巻4678号(2020.12.8) |
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ページ数 | 2ページ (全1284字) |
形式 | PDFファイル形式 (865kb) |
雑誌掲載位置 | 88〜89頁目 |
古くさい題名と感じるかもしれないが、尻込みすると大魚を逃す。敬遠も損だ。題名の陰に力強い呪術が潜んでいる。恐るべき暗渠(あんきょ)も隠れている。深くて、優雅で、勇敢で、見る者をとんでもない場所へとかどわかしていく映画だ。「燃ゆる女の肖像」は、ブルターニュ沖の小島を舞台に選んでいる。時代はフランス革命が起こる少し前の18世紀後半。画家のマリアンヌ(ノエミ・メルラン)は、貴族の娘エロイーズ(アデル・…
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