〔東奔政走〕「排出ゼロ」宣言の裏に安倍氏側近の退場＝高塚保
エコノミスト　第９８巻　第４７号　通巻４６７８号　2020.12.8

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９８巻　第４７号　通巻４６７８号（2020.12.8）
ページ数	2ページ　（全2052字）
形式	PDFファイル形式　（1439kb）
雑誌掲載位置	３６〜３７頁目

　待ったなしの地球温暖化問題。菅義偉首相は２０５０年までに二酸化炭素（ＣＯ２）など温室効果ガスの「実質排出ゼロ」を所信表明演説で宣言した。遅いとの批判があるが、それでも宣言したこと自体は評価したい。課題は電源構成の見直しを大胆に進められるかにかかっているだろう。　毎日新聞社が11月７日に行った全国世論調査では、温室効果ガスの排出を50年までに実質ゼロとする削減目標を首相が表明したことを、68％が「…