〔東奔政走〕移ろう民意と石破氏の諦観 「学術会議」で進む自民の単色化=平田崇浩
エコノミスト 第98巻 第44号 通巻4675号 2020.11.17
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第44号 通巻4675号(2020.11.17) |
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ページ数 | 2ページ (全2120字) |
形式 | PDFファイル形式 (1706kb) |
雑誌掲載位置 | 70〜71頁目 |
移ろう民意と巨大与党の単色化に追い詰められたと言えようか。自民党の石破茂元幹事長が派閥の会長を辞任した。石破氏を首相にしようと「水月会」(石破派)が結成されてから5年余り。来年9月の自民党総裁選をにらんだ権力闘争からいったん撤収することを意味する「敗北宣言」である。「今のままで(次の総裁選に向かって)いってもなかなか展望は開けないという事実を直視しないと次の段階にならんでしょう」 石破氏は辞任翌…
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