〔アートな時間〕舞台　吉例顔見世大歌舞伎　義経千本桜　川連法眼館＝小玉祥子
エコノミスト　第９８巻　第４３号　通巻４６７４号　2020.11.10

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第９８巻　第４３号　通巻４６７４号（2020.11.10）
ページ数	2ページ　（全1323字）
形式	PDFファイル形式　（1032kb）
雑誌掲載位置	９２〜９３頁目

　◇二役の変わり身、動きに注目　中村獅童、思い出の演目に再挑戦　11月歌舞伎座、「吉例(きちれい)顔見世大歌舞伎」の第四部で「義経千本桜　川連法眼館(かわつらほうげんやかた)」が上演されている。人形浄瑠璃から歌舞伎に入り、三大名作と呼ばれる「義経千本桜」の四段目。主人公は源義経の家臣・佐藤忠信に化けた狐だ。俳優は佐藤忠信と佐藤忠信実は源九郎狐の二役を演じなければならない。今回は中村獅童が２００３年…