〔ザ・マーケット〕原油 40ドル台からの上値重い=柴田明夫
エコノミスト 第98巻 第42号 通巻4673号 2020.11.3
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第42号 通巻4673号(2020.11.3) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全450字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (411kb) |
| 雑誌掲載位置 | 61頁目 |
ニューヨークWTI原油は、1バレル=40ドルを挟む値動きにある。世界経済の回復スピードが予想より鈍化するとの見方が強いためだ。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が、8〜12月の減産規模を日量970万バレルから770万バレルに縮小したことで、市場の買い意欲を削(そ)いでいる。リビアの原油生産が再開していることも弱材料だ。同国では「統一政府(GNA)」と「リビア国民…
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