〔鎌田浩毅の役に立つ地学〕/24 45億年前に誕生した月 地球から飛び出した破片が集合
エコノミスト 第98巻 第41号 通巻4672号 2020.10.27
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第41号 通巻4672号(2020.10.27) |
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ページ数 | 1ページ (全1280字) |
形式 | PDFファイル形式 (595kb) |
雑誌掲載位置 | 81頁目 |
月は今から45億年前に地球から飛び出して誕生した。地球は太陽系初期の46億年前に誕生したので、わずか1億年後の事件である。現在の火星ほどの巨大な天体が地球に衝突し、そのエネルギーによって地球の表面は非常に高温となり、破片が四方八方へ飛び散った(図)。 宇宙に飛び出した最大の破片が、地球の引力によって周囲を回り始める。これらの破片が集まってできた最大の物質が月なのである。こうした成因は「ジャイアン…
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