〔書評〕歴史書の棚 「暴君」の実像に迫り史実を丹念に整理=本村凌二
エコノミスト 第98巻 第39号 通巻4670号 2020.10.13
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第39号 通巻4670号(2020.10.13) |
---|---|
ページ数 | 1ページ (全944字) |
形式 | PDFファイル形式 (284kb) |
雑誌掲載位置 | 56頁目 |
シェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』のせいでもなかろうが、かつてカエサルは英語読みのシーザーと表記された。そのうち「シーザーとは俺のことかとカエサルが言う」と駄洒落(だじゃれ)にされそうかも。 カエサルほどの人物になると、玉ねぎの皮のごとく伝説に彩られている。小池和子『カエサル』(岩波新書、880円)は、その皮をはぎとり「内戦の時代を駆けぬけた政治家」の実像に迫る。それは、紀元前1世紀のロー…
記事の購入(ダウンロード)
購入には会員登録が必要です 会員登録はこちら
価格 220円(税込)
他のIDで購入する
G-Search ミッケ!は雑誌を記事ごとに販売するサービスです。
この記事は「1ページ(全944字)」です。ご購入の前に記事の内容と文字数をお確かめください。
(注)特集のトビラ、タイトルページなど、図案が中心のページもございます。