〔特集〕金&貴金属 金の日本史 大量の砂金が海外流出 「黄金の国ジパング」は今=村上隆
エコノミスト 第98巻 第36号 通巻4667号 2020.9.22
掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第36号 通巻4667号(2020.9.22) |
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ページ数 | 1ページ (全1651字) |
形式 | PDFファイル形式 (316kb) |
雑誌掲載位置 | 30頁目 |
日本史上、金の本格的な登場は奈良時代の749年である。陸奥国、現在の宮城県遠田郡涌谷町にて金産出の報が朝廷に届いた。聖武天皇の御代、国家の威信をかけて建立中の東大寺大仏を黄金色に荘厳(しょうごん)する金の調達に憂慮していた朝廷は歓喜し、直ちに「天平感宝」と祥瑞(しょうずい)改元(慶事で元号を変えること)した。古代日本では金銀は主に朝鮮半島からの輸入に頼っていたが、ここで日本は金の産出を誇る国とな…
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