〔不動産コンサル・長嶋修の一棟両断〕/53 見た目優先の外壁タイルに潜む危険
エコノミスト 第98巻 第27号 通巻4658号 2020.7.14
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第27号 通巻4658号(2020.7.14) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1326字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (434kb) |
| 雑誌掲載位置 | 79頁目 |
我が国にマンションが登場したころ、その外装はほとんどがコンクリートに塗料を塗る「吹き付け塗装」だった。高度経済成長期に登場した「公団」はもちろん、関東大震災を教訓に政府主導で建設された同潤会アパートも外装は吹き付け。タイルは吹き付けに比べて高価だったこともあり、一部の高級物件にのみ使われていた。外壁タイルが高級物件という印象を決定的にしたのは、1965年に東京・渋谷区の表参道に建設された総タイル…
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