〔特集〕歴史でわかる経済危機 コロナ禍のEU 強まる分断の“遠心力” 統合史上最大の危機=庄司克宏
エコノミスト 第98巻 第20号 通巻4651号 2020.5.26
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第20号 通巻4651号(2020.5.26) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1588字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (374kb) |
| 雑誌掲載位置 | 33頁目 |
国際通貨基金(IMF)が4月14日に公表した2020年の成長率予測では、ユーロ圏がマイナス7.5%と世界で最も低い数値であった。欧州連合(EU)は平時に機能する想定で制度設計される一方で、非常時にはEUに代わって加盟国が協調して動く仕組みになっている。そのため、10〜12年の欧州債務危機やその後の難民危機で見られたように、共同歩調を取るのが難しい。 今回の新型コロナウイルスの感染拡大では、EU単…
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