〔ザ・マーケット〕東京市場 ストラテジストが読む 「コロナ後」見据え二極化する市場=三宅一弘
エコノミスト 第98巻 第18号 通巻4649号 2020.5.12
| 掲載誌 | エコノミスト 第98巻 第18号 通巻4649号(2020.5.12) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全861字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (515kb) |
| 雑誌掲載位置 | 69頁目 |
今後の世界株を占う上で、大流行の新型コロナウイルスの動向が焦点だが、時間軸でみると大きく三つに分けられよう。第一が世界的な感染拡大期である。特効薬がない新型コロナを抑制するため、各国とも都市封鎖など人の接触や移動を厳しく制限する。それによって経済活動が極度に落ち込むため、過去最大規模の金融・財政政策、「止血策」を打ち出す。現状はこのあたりにある。 第二が感染抑制期である。対策が功を奏して感染拡大…
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